ダグラス・ヘイグとは?
だぐらすへいぐ
ダグラス・ヘイグとは、第一次世界大戦においてイギリス遠征軍を指揮したスコットランド出身の陸軍元帥で、ソンムの戦いなど大規模会戦の指揮官として知られます。
ダグラス・ヘイグ(Douglas Haig、1861〜1928年)は、イギリス陸軍の元帥で、第一次世界大戦期に西部戦線でイギリス遠征軍の最高司令官を務めた人物です。エディンバラの裕福なウィスキー醸造家の家に生まれ、オックスフォード大学とサンドハースト士官学校で教育を受けた後、インドやスーダンでの従軍を経験しました。
1915年末にサー・ジョン・フレンチの後任として西部戦線のイギリス遠征軍司令官に就任し、以後終戦まで指揮を執りました。在任中の最も著名な作戦はソンムの戦い(1916年)とパッシェンデールの戦い(1917年)であり、いずれも甚大な犠牲者を出したことで後世に批判を受けています。特にソンムの戦い初日には約6万人の英軍兵士が死傷し、「英国軍史上最悪の一日」と称されます。
一方で、1918年の百日攻勢ではドイツ軍を崩壊に追い込み、最終的な勝利に貢献したとして功績も認められています。戦後はヘイグ伯爵の称号を授与され、退役軍人の支援活動に尽力しました。評価は生涯にわたって分かれており、「消耗戦の無能な指揮官」とする見方と「近代戦術を確立した将帥」とする見方が並立しています。
使い方・例文
第一次世界大戦の歴史書や戦争映画の解説で、ソンムの戦いの指揮官として「ダグラス・ヘイグ」の名が登場します。
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