ソンムの戦いとは?
そんむのたたかい
ソンムの戦いとは、第一次世界大戦中の1916年にフランス北部のソンム川流域で行われた英仏連合軍とドイツ軍の大規模な会戦で、史上最大級の激戦の一つです。
ソンムの戦い(Battle of the Somme)は、1916年7月1日から11月18日にかけて、フランス北部のソンム川流域で展開された第一次世界大戦最大級の地上戦です。英仏連合軍がドイツ軍の西部戦線を突破しようと計画した大規模攻勢でした。
作戦は、7日間にわたる大規模な砲撃によってドイツ軍の塹壕を破壊してから歩兵が前進するという計画で始まりました。しかし砲撃はドイツ軍の深く掘られた塹壕を十分に破壊できず、7月1日の最初の突撃において英軍は1日で約57,000人以上の死傷者を出すという近代戦史上最悪の損害を記録しました。
この戦いは長期化し、約4ヶ月以上続きました。戦闘の特徴としては以下が挙げられます。
- 機関銃・有刺鉄線・塹壕による防御線の突破困難
- 戦車(マーク1型)の史上初の実戦投入(9月)
- 英仏独合わせて100万人以上の死傷者
- 最大でも数十キロ程度の前進にとどまった戦略的膠着
ソンムの戦いは、近代兵器と旧来の戦術思想のミスマッチが招いた大量消耗の象徴として語り継がれています。英国では「ソンムの惨劇」として国民的記憶に深く刻まれており、第一次世界大戦の悲惨さを象徴する出来事の一つです。また、この経験が後の機甲戦術の発展や戦術の近代化につながりました。
使い方・例文
「ソンムの戦いが起きた7月1日は、英国では戦没者を追悼する日として現在も記念式典が行われる」のように使います。
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