ジョン・フレンチとは?
じょんふれんち
ジョン・フレンチは、第一次世界大戦初期にイギリス遠征軍を指揮したイギリス陸軍の元帥で、その戦略をめぐる論争でも歴史に名を残す軍人です。
ジョン・フレンチ(John French、1852〜1925年)は、イギリスの陸軍元帥で、第一次世界大戦開戦時(1914年〜1915年)のイギリス遠征軍(BEF)初代司令官として知られます。アイルランドのリプルで生まれ、海軍から陸軍に転じてキャリアを積みました。
フレンチは南アフリカのボーア戦争(1899〜1902年)で騎兵隊を率いて名声を得て、帰国後は陸軍参謀総長などの要職を歴任しました。1914年8月のドイツ侵攻開始とともに遠征軍を率いてフランスに渡りましたが、モンスの戦いや第一次イープル会戦など激しい消耗戦に直面しました。
その指揮をめぐっては当時から評価が分かれており、以下の点が議論の的となりました。
- フランス軍との連携不足と情報共有の欠如
- 損害の大きい正面攻撃への固執
- 戦術的柔軟性に欠けるとの批判
1915年末にダグラス・ヘイグに司令官職を交代し、その後はアイルランド総督(1918〜1921年)を務めました。第一次世界大戦史を研究する上で、初期の連合軍指揮体制を理解するためのキーパーソンとして位置づけられています。
使い方・例文
「第一次世界大戦の開戦経緯を学ぶ授業では、イギリス遠征軍がフランスに到着した際の司令官としてジョン・フレンチの名前が登場します。」
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