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ダインとは?

だいん

ダインとは、CGS単位系における力の単位で、質量1グラムの物体に1cm毎秒毎秒の加速度を生じさせる力の大きさを表します。

ダイン(dyne、記号:dyn)は、物理学で力を表すCGS単位系(センチメートルグラム・秒の単位系)における力の単位です。国際単位系(SI)における力の単位ニュートン(N)に対応するCGS単位として使われてきました。

ダインの定義は、質量1グラム(g)の物体に1センチメートル毎秒毎秒(cm/s²)の加速度を与えるときに必要な力の大きさです。ニュートンとの関係は次のとおりです。1ニュートン=100,000ダイン(1 N = 10⁵ dyn)。日常的な力と比較すると、1ダインは非常に小さな力であり、重力加速度下での約1.02ミリグラム重(mgf)に相当します。

CGS単位系は19世紀から20世紀初頭の物理学・電磁気学研究で広く用いられており、ダインもその中心的な単位として各種計算式に登場します。特に表面張力や粘性(粘度)の分野ではダイン毎センチメートル(dyn/cm)という単位が現在も使われることがあります。

現代ではSI単位系が国際的に標準化されているため、一般的な工学や理科教育ではニュートンが主に使われます。しかし、古典的な論文や特定の材料科学・表面化学の分野ではダインやCGS系の表記が今なお残っており、単位換算の知識として理解しておくことが求められる場面があります。

使い方・例文

材料の表面張力を表す際に「72ダイン毎センチメートル(水の常温での表面張力)」という表記が物理・化学の教科書や古い文献に登場することがあります。

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