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タン・ブー(探步)とは?

たんぶー

タン・ブー(探步)は、中国武術や中国舞踊で用いられる「探りを入れながら踏み出す」ステップ技法の名称です。

タン・ブー(探步、たんぶ)は、中国武術(武術・カンフー)および中国古典舞踊における歩法(ステップ技法)の一種で、漢字の「探」(探る・索を巡らす)と「步」(歩む)が示す通り、前方や側方に慎重に重心を移しながら踏み込む動作を指します。

武術の文脈では、相手の反応や間合いを計りながら体を低く沈めてステップを踏む技術で、次の攻防への移行を有利にするための布石として用います。体幹を安定させたまま足だけを大きく前に出し、地面を確認するように体重を徐々に移すため、バランス感覚と脚力を必要とする技術です。

中国舞踊・京劇においても同名の歩法が使われ、登場人物が静かに前進したり、情景を探るしぐさを表現する振り付け要素として取り入れられています。

  • 武術:太極拳・少林拳・詠春拳などさまざまな流派の基本歩法として教えられる
  • 舞踊・京劇:役柄の緊張感や慎重さを表す所作として演出に用いられる
  • 民族楽器カテゴリとの関連では、民族芸能の演目中にタン・ブーを伴う舞踊と演奏が一体で披露される場面がある

武術・舞台芸術の両面にまたがる概念であり、中国伝統芸能の身体技法を理解するうえで欠かせない用語です。

使い方・例文

武術の演武や中国舞踊の舞台で、演者がタン・ブーをとりながらゆっくりと前に踏み出す場面は、次の動作への準備と緊張感を観客に伝えます。

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