タワーフとは?
たわーふ
タワーフとは、イスラム教の聖地メッカにあるカアバ神殿を、巡礼者が反時計回りに7周する儀式で、ハッジやウムラにおける中心的な礼拝行為です。
タワーフ(アラビア語:طواف)は、イスラム教の巡礼儀礼において行われる重要な行為のひとつです。サウジアラビアのメッカにある聖モスク(マスジド・アル・ハラーム)の中心に位置するカアバ神殿(カアバ)を中心として、巡礼者が反時計回りに7周します。
タワーフはハッジ(大巡礼)およびウムラ(小巡礼)の必須要素であり、カアバに向かって礼拝を行うイスラム教の方向性(キブラ)とも深く関わっています。カアバは黒い布(キスワ)で覆われた立方体の建造物で、ムスリムにとって最も神聖な場所とされます。
タワーフの主な作法は以下の通りです。
- カアバの黒石(ハジャル・アル・アスワド)がある角から始める
- 反時計回りに7周歩く
- 可能であれば黒石に口づけまたは指差しを行う
- 各周ごとに定められた祈りの言葉を唱える
- 清潔な状態(タハーラ)を保つ
タワーフは神への完全な帰依と礼拝の象徴であり、世界中から集まった無数のムスリムが同じ方向に回ることで、ウンマ(共同体)の一体感を体感する場ともなっています。年間を通じて昼夜を問わず行われており、ハッジの時期には数百万人が参加します。
使い方・例文
ハッジ(メッカ巡礼)に参加した信者がカアバ神殿の周りを反時計回りに7周歩く場面や、メッカの映像でカアバを中心に大勢の人が回っている光景がタワーフにあたります。
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