タブローとは?
たぶろー
タブローとは、フランス語で「絵画」を意味する言葉で、美術では額装した独立した絵画作品、演劇では静止した場面構成を指します。
タブロー(tableau)はフランス語で「表」「絵」「場面」などを意味し、日本語では文脈によって異なる意味で使われます。
美術の分野では、壁に固定されたフレスコ画や装飾と区別して、額縁に収められた独立した絵画作品を指します。特にカンバスに描かれた油彩画を念頭に置いた用語として使われることが多く、ギャラリーや美術館に展示される完結した「一点の絵画」というニュアンスを持ちます。
演劇や舞台芸術の文脈では「タブロー・ヴィヴァン(tableau vivant)」という形式が知られています。これは「生きた絵」を意味し、俳優や出演者が動きを止めて彫刻や名画のような静止した場面を作り出す演出手法です。19世紀ヨーロッパで盛んになり、有名な絵画の再現などが社交的な余興として人気を博しました。
現代ではデータ可視化ソフトウェアの製品名としても広く知られており、ビジネスの現場ではそちらの意味で使われることも増えています。また日常語としても「場面」「光景」の意味で使われることがあります。文脈に応じた意味の見極めが大切な語です。
使い方・例文
美術の授業で「タブロー」という言葉が出てきたら、壁画や版画ではなく、額縁に収めた独立した絵画作品を指していると考えるとよいでしょう。
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