タネなし果実とは?
たねなしかじつ
種子(タネ)を含まない、または種子の発達が抑制された果実のことで、食べやすさから広く栽培されています。
タネなし果実(英: seedless fruit)とは、種子を形成しない、または種子が極めて小さく退化した果実の総称です。受粉・受精なしに果実が発達する単為結果(たんいけっか、英: parthenocarpy)などのメカニズムによって生じます。
タネなし果実を生じさせる方法には主に以下のものがあります。
- 自然の単為結果:受精なしに果実が肥大する性質を持つ品種の選抜(バナナ、一部のブドウ品種など)
- ジベレリン処理:植物ホルモンのジベレリンを花穂に塗布し、種子形成を抑制しながら果実を肥大させる(デラウェアなどのブドウのタネなし化に広く使用)
- 倍数体育種:3倍体の染色体を持つ植物は減数分裂が正常に進まず種子ができない(タネなしスイカなど)
タネなし果実は消費者にとって食べやすく、加工・輸出にも適しているため商業的価値が高いです。代表的な例として、タネなしブドウ(シャインマスカット・マスカット・ビーレーズなど)、タネなしスイカ、タネなしミカン(温州みかんの一部)、バナナなどが挙げられます。農業技術の進歩とともにタネなし品種は増加傾向にあります。
使い方・例文
スーパーで広く販売されているシャインマスカットの多くはジベレリン処理によってタネなし化されており、皮ごと食べられる食べやすさが消費者に支持されています。
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