タヌキとは?
たぬき
タヌキとは、日本をはじめ東アジアに生息するイヌ科の野生動物で、丸みのある体型と縞模様の顔が特徴です。
タヌキ(狸、学名:Nyctereutes procyonoides)は、イヌ科タヌキ属に分類される哺乳類です。日本全土のほか、中国・朝鮮半島・ロシア極東部などに分布し、ヨーロッパの一部にも外来種として定着しています。
タヌキの主な特徴は以下のとおりです。
- 体長50〜68センチメートル、体重3〜10キログラム程度のずんぐりとした体型
- 目の周りに黒い斑紋(目張り)があり、尾は太くたぬきっ腹とも呼ばれる丸い腹が特徴
- イヌ科の中では珍しく、冬季に冬眠に近い「冬ごもり」を行う
- 雑食性で、昆虫・果実・小動物・人間の残飯など幅広いものを食べる
タヌキは日本の民話や伝承に深く根付いた動物です。「他を抜く(たぬき)」という語呂合わせから縁起物とされ、置き物(信楽焼など)が商店の前に置かれる習慣があります。「ばかし合い」「タヌキとキツネ」のような慣用表現にも登場します。
近年は都市近郊にも出没が増えており、生ゴミをあさるなど人間との摩擦が問題になることもあります。エキノコックス(寄生虫)の媒介動物としても注意が必要です。
使い方・例文
「夜道でタヌキと鉢合わせした」「商店街に信楽焼のタヌキの置き物が並んでいる」のように、野生動物との遭遇や日本の民俗・縁起物の文脈でよく登場する語です。
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