タキシングとは?
たきしんぐ
タキシングとは、航空機が空港の地上を自力で走行することで、滑走路やターミナルゲート間の移動を指します。
タキシング(Taxiing)とは、航空機がエンジンの推力を使って地上を低速で走行する行為を指します。英語の「タクシー(Taxi)」が語源で、離着陸前後に滑走路・誘導路・エプロン(駐機場)間を自力で移動する操作のことです。
タキシングは飛行ほど目立ちませんが、空港運用における重要なフェーズのひとつです。その主な場面には次のものがあります。
- 出発時のタキシング:ゲートを離れてから離陸する滑走路の端(ランウェイ・ホールド・ショート)まで誘導路を走行する
- 着陸後のタキシング:着陸した滑走路を離脱し、ターミナルゲートや駐機スポットまで移動する
タキシング中はパイロットが管制塔(グランドコントロール)の指示を受けながら誘導路を走行します。前輪(ノーズギア)の操向ハンドルや差動ブレーキを使って方向を制御し、速度は通常時速20〜30km程度に抑えられます。視界が悪い夜間・霧・降雪時には誘導路のライン照明やAsmgcs(空港面探知システム)が活用されます。
大型空港では複数の機体が同時にタキシングするため、誘導路の信号(ホールドショートライン・停止バー)の遵守や相互交信が欠かせません。近年は燃料節約と騒音軽減のため、エンジンを片側だけ使う「シングルエンジンタキシング」も広く実施されています。
使い方・例文
羽田空港で飛行機が搭乗ゲートを離れ、滑走路まで黄色いセンターラインに沿ってゆっくり走行している光景がタキシングです。
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