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ゲートとは?

げーと

彫刻鋳造物において、材料を型に流し込むための通路部分、またはその跡として残る突起のことです。

ゲート(Gate)は、芸術・工芸の文脈では主に鋳造キャスティング)の工程で登場する用語で、溶融した金属ガラスプラスチックなどを型(モールド)の内部に流し込むための入り口・通路を指します。また、そのゲートを通った材料が冷え固まった後に残る突起部分のことも「ゲート」と呼びます。

鋳造品を型から取り出した直後はゲートの跡がそのまま作品に付いているため、仕上げ工程(バリ取り・研磨)でこれを除去します。彫刻家や職人は鋳造設計の段階でゲートの位置を慎重に選ぶ必要があり、見えにくい箇所や後から除去しやすい場所に設けるのが一般的です。

芸術的な文脈でゲートが注目される例として、クリストとジャンヌ=クロードによる大規模なパブリックアートの名称として「ザ・ゲーツ(The Gates)」があります(2005年ニューヨーク・セントラルパークでのインスタレーション作品)。また「門」「入口」としての象徴的な意味合いから、公共彫刻や建築装飾の表現テーマとしても使われます。ゲートという概念は工芸的な意味と芸術的・比喩的な意味の両方を持ちます。

使い方・例文

ブロンズ彫刻の制作では、溶かした金属を型に流し込むゲートの位置を作品の裏側や目立たない箇所に設定し、仕上げの段階でゲート跡を削り取って完成品に仕上げます。

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