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タイパンとは?

たいぱん

タイパンオーストラリアに生息する世界最強クラスの毒を持つ大型の陸生ヘビです。

タイパン(Taipan)は、コブラ科(Elapidae)タイパン属(Oxyuranus)に分類されるヘビの総称で、主にオーストラリアおよびニューギニアに分布する陸生の毒蛇です。現在、インランドタイパン・コースタルタイパン・セントラルランドタイパンの3種が知られています。

中でもインランドタイパン(学名:Oxyuranus microlepidotus)は、毒の強さを示す指標(LD50値)においてすべての陸生ヘビの中で世界最強とされています。一度の噛み傷で注入される毒の量は、複数の成人を死亡させるのに十分な量に相当すると言われています。ただし、インランドタイパンは内陸の乾燥地帯に生息し、人との接触機会が少なく、性質も臆病なため、実際の咬傷事例はそれほど多くありません。

コースタルタイパンは東オーストラリアの沿岸部に生息し、攻撃性が比較的高く、歴史的に多くの死亡事故を引き起こしてきた種です。体長は2メートルを超えることもあります。タイパンの毒は神経毒と組織毒を含む複合毒で、抗毒素血清が開発される以前は咬傷からの生存率が非常に低いものでした。現在は抗毒素が普及し、適切な治療を受ければ回復可能となっています。

生態系においてはネズミなどの小型哺乳類を主食とし、有害動物の個体数調整に重要な役割を果たしています。

使い方・例文

「世界で最も毒の強いヘビは?」という問いに対して、インランドタイパンがその答えとして登場し、毒蛇の生態や毒の強さを解説する記事・番組で代表的な例として紹介されます。

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