ゾラ・ニール・ハーストンとは?
ぞらにーるはーすとん
ゾラ・ニール・ハーストンは、ハーレム・ルネサンスを代表するアメリカの黒人女性作家・文化人類学者で、南部黒人文化の豊かさを作品に刻みました。
ゾラ・ニール・ハーストン(Zora Neale Hurston、1891〜1960年)は、アメリカ合衆国フロリダ州出身の小説家・随筆家・文化人類学者です。黒人が多数を占めるコミュニティで育ち、1920〜30年代のハーレム・ルネサンス(ニューヨーク・ハーレムを中心とした黒人文芸・文化運動)の中心的人物として活躍しました。
コロンビア大学でフランツ・ボアズのもとで文化人類学を学んだハーストンは、南部フロリダやカリブ海地域に赴いてアフリカ系アメリカ人の民話・音楽・呪術(フードゥー)を調査・記録しました。この人類学的視点が彼女の文学作品にも活かされています。
代表作『彼らの目は神を見ていた』(Their Eyes Were Watching God、1937年)は、黒人女性ジェイニーの自己探求と愛の遍歴を、南部黒人方言(ダイアレクト)を豊かに使いながら描いた長編で、アメリカ文学の古典として高く評価されています。生前は必ずしも正当な評価を受けなかったものの、1970年代以降にアリス・ウォーカーらによって再発見・再評価され、フェミニスト文学・黒人文学の重要な先駆者として広く知られるようになりました。
使い方・例文
アメリカ黒人文学・フェミニスト文学の授業や、ハーレム・ルネサンスを解説する文章でハーストンの名前が頻繁に登場します。
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