ゾウ科とは?
ぞうか
ゾウ科とは、現在地球上に生息する最大の陸上動物であるゾウたちが属する哺乳類の科で、長い鼻と大きな耳が特徴です。
ゾウ科(Elephantidae)は、哺乳綱・長鼻目に属する科で、現生種としてはアフリカゾウ属とアジアゾウ属の2属3種が知られています。地球上に現存する陸上動物のなかで最大の体格を誇るグループです。
現生のゾウ科3種は次の通りです。
- アフリカサバンナゾウ(Loxodonta africana):最大種。体高4m以上・体重7トンに達することもある
- アフリカマルミミゾウ(Loxodonta cyclotis):中央アフリカの森林に生息する小型種
- アジアゾウ(Elephas maximus):インドから東南アジアに分布。耳がアフリカゾウより小さい
ゾウ科の代表的な特徴として、長く発達した鼻(象鼻)が挙げられます。鼻は筋肉のみで構成され、物をつかむ・水を吸う・コミュニケーションをとるなど多様な役割を果たします。また、上顎の門歯が長く伸びた象牙(ivory)は、かつて多くの個体が密猟の対象となり、個体数の激減を招いた歴史があります。
ゾウは高い知性と社会性を持ち、母系の家族群で生活します。長い妊娠期間(約22か月)を経て1頭の子を産み、数十年かけて成長します。現在、すべての現生種がIUCNのレッドリストに掲載されており、保全が急務となっています。
使い方・例文
「動物園でゾウ科のアジアゾウを間近に見ると、その体の巨大さと鼻の器用な動きに圧倒される。」動物解説や生態系・保全をテーマにした文章で登場します。
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