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ソコトラ島とは?

そことらとう

ソコトラ島とは、アラビア海に浮かぶイエメン領の島で、独特の固有種が多く「インド洋のガラパゴス」とも呼ばれます。

ソコトラ島(Socotra)は、アラビア海の西部、アフリカの角とアラビア半島の間に位置するイエメン領の島です。面積は約3600平方キロメートルで、同名の諸島(ソコトラ諸島)の主島です。地理的にはアフリカ大陸に近く、長期にわたって孤立した環境に置かれてきたことから、独自の進化を遂げた生物が数多く生息しています。

最大の特徴は、その際立って高い生物多様性と固有種率です。植物種の約3割が世界でここにしか存在しない固有種とされており、「インド洋のガラパゴス」の異名をもちます。特に有名なのが「竜血樹(ドラゴン・ブラッド・ツリー)」で、茸型の独特な樹形をもち、幹を傷つけると赤い樹液が出ることからその名が付いています。このほかにも瓶状の幹をもつ多肉植物など、他では見られない奇妙な形態の植物が多く見られます。

2008年にはユネスコの世界自然遺産に登録されました。島の人々はソコトリ語という独自の言語を話し、古くからアラビア半島やアフリカとの交易の中継地でもありました。

近年はイエメン国内の紛争の影響を受け、島のインフラや生態系の保全に懸念が示されています。気候変動による干ばつや強風の増加も、固有の生態系への脅威となっています。

使い方・例文

ソコトラ島を訪れる研究者や旅行者は、月面のような荒涼とした風景の中に竜血樹が林立する幻想的な光景に驚かされます。

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