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ソウマックとは?

そうまっく

ウマックとは、中東・コーカサス地方中心に発達した、結び目を使わない独特の技法で織られた平織り敷物の一種です。

ウマック(Soumak)は、絨毯とは異なり、パイル(毛足)のない平織り構造の敷物・タペストリーの一種です。コーカサス地方現在アゼルバイジャンアルメニアジョージア周辺)やイラン北西部で古くから作られてきた伝統的な手工芸品であり、その名称はアゼルバイジャンのシェマハ地方に由来するという説が有力です。

ソウマック最大の特徴は、その独自の織り技法にあります。縦糸の上を緯糸が巻き付きながら前進し、余った糸の端を裏面に残す「ソウマック織り」と呼ばれる方法で作られます。この技法により、表面は斜めの畝(うね)が連続する独特のテクスチャーが生まれます。パイル絨毯と比べると薄く軽量で、タペストリーや敷物だけでなく袋・バッグ類にも用いられてきました。

素材や意匠の特徴は以下のように整理できます。

  • 主にウールを使用し、絹を加えた贅沢な品も存在する
  • 幾何学的な文様・動物文様が多く、部族ごとに伝統的デザインが異なる
  • 赤・紺・白・緑などの鮮やかな色彩が一般的
  • 裏面には糸の端が多数出ており、絨毯とは外観が明確に異なる

現代では手織り織物の愛好家やコレクターから高い評価を受けており、アンティーク市場でも流通しています。インテリアとしての人気に加え、染色や織り技法の研究対象としても注目されています。

使い方・例文

「ソウマックのバッグ」や「ソウマック織りのランナー」として、民族工芸品店や手織り絨毯の専門展示会で見かけることがあります。絨毯と区別して「ソウマックは結び目のない平織りだ」と説明されることが多いです。

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