フェルト敷物とは?
ふぇるとしきもの
フェルト敷物とは、羊毛などの繊維を圧縮・縮絨させて作ったフェルト素材の敷物で、保温性・吸音性に優れた床用テキスタイルです。
フェルト敷物とは、羊毛(ウール)や化学繊維をフェルト加工(繊維を熱・水・圧力で絡み合わせる縮絨処理)して作った床敷き用の素材・製品の総称です。織りや編みによる布地とは異なり、繊維が三次元的に絡み合った不織布構造を持つことが最大の特徴です。
フェルト敷物の主な特性は以下の通りです。
- 保温性:空気を多く含む繊維構造が熱を閉じ込め、冬の床の冷たさを和らげる
- 吸音・防音性:足音や衝撃音を吸収し、集合住宅などで重宝される
- クッション性:適度な弾力があり長時間立っていても疲れにくい
- 滑り止め効果:繊維の摩擦によりカーペットやラグのずれ防止になる
用途は多岐にわたり、単体の敷物として使う場合と、カーペットや絨毯の下に敷く「フェルトアンダーレイ(下敷き)」として使う場合があります。中央アジアや遊牧民文化圏では古来よりフェルトをゲルの床敷きや壁掛けに使う伝統があり、遊牧生活と密接に結びついてきました。現代では産業用・インテリア用・子ども部屋用など幅広い市場が形成されています。
素材は天然ウール100%のものから、ポリエステルやナイロンを混紡した製品まで多様で、価格帯も幅広く展開されています。
使い方・例文
マンションで子どもが走り回る音を軽減したいときに「フェルト敷物をカーペットの下に敷く」という使い方や、ピアノの脚の下に敷いて床の傷つきを防ぐ場面で登場することが多い。
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