不織布とは?
ふしょくふ
不織布とは、繊維を織ったり編んだりせず、熱や化学的な処理などで直接シート状に固めた布状の素材です。
不織布(ふしょくふ)とは、糸に紡いで織る・編むといった従来の布製造工程を経ずに、繊維を直接絡み合わせてシート状に成形した素材のことです。英語では「nonwoven fabric」と呼ばれます。
製造方法にはいくつかの種類があります。
- スパンボンド法:溶融した樹脂を細く吹き出してそのままシートにする方法。強度と通気性に優れる。
- ニードルパンチ法:針で繊維を機械的に絡め合わせる方法。カーペットの裏材などに使われる。
- サーマルボンド法:熱で繊維同士を融着させる方法。使い捨て製品に多用される。
- ケミカルボンド法:接着剤を用いて繊維を固定する方法。
材料にはポリエステル・ポリプロピレン・レーヨン・ナイロンなどが広く使われており、用途に応じて素材や製法を変えることでさまざまな性能を発揮します。軽量・安価で大量生産しやすく、使い捨てにも向いているため、医療用マスク・おむつ・衛生用品・農業用シート・建築資材など幅広い分野で活用されています。新型コロナウイルス対策で需要が急増したことで一般的にも知名度が高まりました。
使い方・例文
サージカルマスクの素材や、使い捨て手術着、農業用の防草シートなどに不織布が使われています。日常では紙おむつの表面シートや、ウェットティッシュのシート部分にも使われています。
この用語をシェア
最終更新: