ゼンパーとは?
ぜんぺる
ゼンパーとは、19世紀ドイツの建築家ゴットフリート・ゼンパーのことで、ドレスデン歌劇場などの設計で知られます。
ゴットフリート・ゼンパー(Gottfried Semper、1803〜1879年)は、19世紀を代表するドイツ人建築家・建築理論家です。ハンブルク生まれで、パリやイタリアで建築を学んだ後、ドレスデンで教授職に就き、多くの歴史的建造物を設計しました。
彼の代表作には次のものがあります。
- ドレスデン国立歌劇場(ゼンパーオーパー):ネオルネサンス様式の傑作で、19世紀ドイツ建築の象徴的存在
- ドレスデンのホフキルヒェ周辺整備
- ウィーンの自然史博物館・美術史博物館(リング通り整備への貢献)
1849年のドレスデン五月蜂起に関与したとして政治的に追われ、ロンドン・パリ・チューリッヒと亡命生活を送りました。チューリッヒ工科大学(ETH)の教授としても活躍し、ヨーロッパ全土に影響を与えました。
理論家としても重要で、著作『様式論』では建築と工芸の形態を素材・機能・技術の観点から体系化し、後のモダニズム建築論にも影響を与えました。彼の思想は「ゼンパー主義」と呼ばれ、19世紀末から20世紀初頭の建築家たちに広く受け継がれています。
使い方・例文
ドレスデンを訪れると、ゼンパーが設計したゼンパーオーパー(国立歌劇場)の威容が旧市街の景観を彩っているのが目に入ります。
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