ゼングルとは?
ぜんぐる
ゼングルとは、構造化されたパターンを反復して描く、アメリカ発祥のペン画アートの手法で、瞑想的な効果があるとして世界中で親しまれています。
ゼングル(Zentangle)は、2003年頃にアメリカのリック・ロバーツとマリア・トーマスによって考案されたアートの手法です。「Zen(禅)」と「tangle(絡み合い)」を組み合わせた造語で、構造化された小さなパターン(タングル)を反復して描くことで作品を仕上げていきます。
基本的な手法は非常にシンプルです。正方形の小さな紙(タイルと呼ばれる)に、鉛筆で軽く境界線(ストリング)を引き、その区画を埋めるように繰り返しパターンを丁寧に描いていきます。使う道具はペンと鉛筆だけ、消しゴムは使わないのが原則です。
ゼングルの特徴として以下が挙げられます。
- 特別な画力や才能を必要とせず、誰でも始められる
- パターンを反復する行為が集中・瞑想状態をもたらす
- 完成形を事前に決めず、その場の流れで自由に展開する
- 完成した作品は抽象的で美しい模様になる
- 認定インストラクター(CZT)制度があり、ワークショップが世界中で開催されている
ゼングルはストレス解消・マインドフルネス・アート療法の文脈で注目されており、学校・医療・高齢者施設などでも取り入れられています。類似の描画スタイルを総称する「ゼングル風アート(Zentangle-inspired art)」も広く普及しています。
使い方・例文
ノートの余白や手帳にゼングルのパターンを描くことが習慣になっている人も多く、会議中や移動中の「ながら描き」としても活用されています。SNSでは完成作品を共有するコミュニティが盛んです。
この用語をシェア
最終更新: