セントヘレンズ山とは?
せんとへれんずさん
セントヘレンズ山とは、アメリカ合衆国ワシントン州に位置する活火山で、1980年の大爆発で山頂が崩落したことで知られます。
セントヘレンズ山(Mount St. Helens)は、アメリカ合衆国ワシントン州南西部のカスケード山脈に位置する活火山です。環太平洋火山帯に属し、ファン・デ・フカプレートが北米プレートの下に沈み込む境界近くに形成されています。
1980年5月18日に発生した大噴火は、アメリカ本土における20世紀最大規模の火山噴火として記録されています。噴火に先立つ地震活動と山体の膨張が続いた後、大規模な山体崩壊が北側斜面で発生しました。崩壊が引き金となって横方向の爆発(側方噴火)が起こり、数百平方キロメートルの森林が瞬時に薙ぎ倒されました。山頂の標高は噴火前の約2,950メートルから約2,549メートルへと大幅に低下し、頂上付近に巨大なカルデラが形成されました。この噴火で57人が死亡しています。
噴火後の生態系回復の研究拠点としても世界的に注目されており、溶岩原や灰の堆積地から植物・動物が再び生息域を広げていく過程が長期にわたって観察されています。現在は国定記念物(ナショナル・モニュメント)に指定され、観光・研究の場となっています。
基本データ
| 標高 | 2,549 m |
|---|
出典:Wikidata
使い方・例文
火山学の研究では、セントヘレンズ山の1980年噴火は山体崩壊と側方爆発のメカニズムを解明する上で不可欠な事例として参照されます。
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