セレスタイトとは?
せれすたいと
セレスタイトとは、硫酸ストロンチウムを主成分とする鉱物で、淡い青色の透明な結晶が美しく、標本やパワーストーンとして人気があります。
セレスタイト(Celestite)は、硫酸ストロンチウム(SrSO₄)を主成分とする硫酸塩鉱物です。名称はラテン語で「空・天」を意味する「caelestis」に由来し、その名のとおり淡い空色の結晶が特徴です。日本語では「天青石(てんせいせき)」とも呼ばれます。
セレスタイトは堆積岩中の蒸発岩層や熱水脈、石灰岩中の空洞に晶洞状(ジオード)で産出することが多く、透明感のある板状・柱状の結晶が放射状や簇生(そうせい)状に成長します。主な産地はマダガスカル、イタリア、アメリカ(オハイオ州)、メキシコなどで、マダガスカル産の大型ジオードは特に有名です。
セレスタイトの主な特徴は以下のとおりです。
- 淡い青〜無色・白色が多く、まれに黄・緑・赤みがかったものもある
- モース硬度3〜3.5と柔らかく傷つきやすい
- ガラス光沢〜真珠光沢
- バリウムが多く置換するとバライト(重晶石)になる
ストロンチウムの主要な工業原料としても利用され、花火の赤色発色(炎色反応)にも使われます。観賞用・コレクション用標本としての需要も高く、大きな晶洞標本は博物館や鉱物展示会でも人気があります。パワーストーンとしても流通しています。
使い方・例文
鉱物展示会やナチュラルストーンショップで、淡い水色の透明な結晶が固まった「セレスタイト(天青石)」の標本が展示・販売されているのをよく見かけます。
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