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セルサイトとは?

せるさいと

セルサイトとは、炭酸鉛(PbCO₃)からなる鉱物で、方鉛鉱の酸化によって生じる二次鉱物として知られ、無色〜白色の強い輝きが特徴です。

セルサイト(Cerussite)は、化学式PbCO₃(炭酸鉛)で表される炭酸塩鉱物です。斜方晶系に属し、アラゴナイトと同じ結晶型(同型体)です。名称はラテン語で「白鉛」を意味する「cerussa」に由来しており、古くから白鉛顔料との関連で知られていました。

セルサイトの主な特性は以下のとおりです。

  • 比重:6.5前後と非常に高い(鉛含有量が多いため)
  • 光沢:金剛光沢〜ガラス光沢で強い輝きを持つ
  • 色調:無色・白色・灰色・黒色(不純物で着色)
  • 透明度:透明〜半透明が多く、宝石質のものも産出
  • モース硬度:3〜3.5と柔らかく、もろい

セルサイトはアングレサイトと同様に、方鉛鉱(ガレナ)が酸化帯で変質した二次鉱物として生成します。しかし硫酸根でなく炭酸根と結合している点が異なります。美しい双晶結晶(ジオードや車輪状など)を作ることがあり、鉱物標本として高い人気を誇ります。

ファセットカット(多面カット)が施された透明な宝石質のセルサイトは、非常に高い屈折率(ダイヤモンドを超えるほど)と分散を持つことで知られていますが、硬度が低く割れやすいため実用的なジュエリーへの使用は限られます。モロッコ、オーストラリア、ナミビア、アメリカなどが主要産地です。

使い方・例文

鉱物展示や博物館で「方鉛鉱の酸化によって生じた白い輝く結晶」として紹介されることが多く、比重が非常に重い炭酸塩鉱物として鉱物学の説明にも登場します。

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