スンジャタ・ケイタとは?
すんじゃたけいた
スンジャタ・ケイタは13世紀の西アフリカの英雄的指導者で、マリ帝国を建国した初代マンサ(皇帝)として歴史に名を刻む人物です。
スンジャタ・ケイタ(Sundiata Keita、1217年頃〜1255年頃)は、西アフリカ・ニジェール川流域に栄えたマリ帝国の建国者である。マンデ語系の民族集団マリンケの出身で、「ライオンの王」を意味する称号で呼ばれることもある。
伝承によれば、スンジャタは幼少期に歩くことができなかったとされるが、成長してその障害を克服し、優れた戦士・指導者として台頭した。当時、西アフリカ一帯を支配していたのはソソ王国のスマングル・カンテであった。スンジャタは周辺諸族を連合し、1235年頃のキリナの戦いでスマングルを打ち破り、広大なマリ帝国を打ち立てた。
マリ帝国はスンジャタの治世に以下のような基盤を築いた。
- サハラ交易(金・塩)の制御による経済的繁栄
- 農業の振興と食料生産の安定化
- 諸民族を統合するコミュニティ規範「クルカン・フーガ」の制定(一種の憲章とみられる)
- 後のマリ帝国繁栄の礎となる統治体制の確立
スンジャタの生涯は口承文学「スンジャタ叙事詩」として西アフリカに受け継がれており、グリオと呼ばれる語り部によって今も語り継がれている。マリ共和国の国家的英雄でもある。
使い方・例文
西アフリカの歴史や中世アフリカの帝国を学ぶ文脈で、マリ帝国の建国者としてスンジャタ・ケイタの名前が頻繁に登場します。
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