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スルホニル尿素薬とは?

するほにるにょうそやく

スルホニル尿素薬とは、膵臓のβ細胞を直接刺激してインスリン分泌を促す、古くから使われてきた経口血糖降下薬です。

スルホニル尿素薬(SU薬)は、2型糖尿病の治療に用いられる経口血糖降下薬の一種で、数十年にわたって使用されてきた歴史ある薬剤群です。膵臓のβ細胞表面にあるSU受容体(ATP感受性カリウムチャネルに結合するタンパク質)に結合し、細胞内のカルシウム濃度を上昇させることでインスリンの分泌を促進します。この作用は血糖値の高低にかかわらず働くため、低血糖が起こりやすいという特性があります。

代表的な薬剤として以下があります。

  • グリベンクラミド(オイグルコン):作用が強力で持続時間が長い
  • グリクラジド(グリミクロン):比較的マイルドな作用
  • グリメピリド(アマリール):第三世代のSU薬で低血糖リスクがやや低い

SU薬は血糖降下作用が強力で安価であるため、長年にわたり2型糖尿病治療の中心的な薬として使用されてきました。しかし低血糖のリスク、長期使用によるβ細胞疲弊、体重増加などのデメリットもあります。腎機能低下患者では薬剤が蓄積して遷延性低血糖を起こすリスクがあるため注意が必要です。近年はDPP-4阻害薬やSGLT2阻害薬などの登場により、処方される頻度は以前より減少していますが、治療の選択肢として依然重要な位置を占めています。

使い方・例文

食事療法・運動療法だけでは血糖コントロールが不十分な2型糖尿病の患者に対し、グリメピリドなどのスルホニル尿素薬が処方されることがあります。飲み合わせや食事の遅れによる低血糖に注意が必要なため、患者への指導も重要です。

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