スライドカリパスとは?
すらいどかりぱす
スライドカリパスとは、物の外径・内径・深さ・段差などを一本で測定できる、スライド式の精密測定工具です。
スライドカリパス(Slide Caliper)は、固定ジョウと可動ジョウがスライドするバーニヤ目盛りまたはデジタル表示のスケールを持った測定工具で、一般にノギスとも呼ばれます。外側の寸法(外径)・内側の寸法(内径)・深さ・段差の4種類の測定を1本でこなせる汎用性の高さが最大の特徴です。
構造は主要な4つのパーツで構成されます。
- 外測定ジョウ:外径や厚みの測定
- 内測定ジョウ:穴や溝の内径測定
- デプスバー:穴の深さや段差の測定
- スライドスケール(バーニヤまたはデジタル):読み取り部
精度はモデルによって異なりますが、バーニヤ式では0.05mmまたは0.02mm単位、デジタル式では0.01mm単位での測定が一般的です。材質はステンレス鋼や硬質プラスチックが多く、測定範囲は150mm・200mm・300mmのものがよく使われます。
機械加工・金属板金・木工・プラモデル製作まで幅広い分野で活用され、設計値との照合や品質確認に欠かせない基本測定工具です。デジタルノギスは読み取りミスが減るため、現場での普及が進んでいます。
使い方・例文
旋盤で加工した丸棒の直径が設計通りかを確認するとき、スライドカリパス(ノギス)の外測定ジョウに棒を挟んで寸法を読み取ります。
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