ノギスとは?
のぎす
ノギスとは、物体の外径・内径・深さなどを0.1mm以下の精度で測定できるスライド式の計測工具です。
ノギス(vernier caliper)は、本尺(主尺)とバーニア(副尺)と呼ばれる2つのスケールを組み合わせ、物体の外径・内径・段差・深さなどを精密に計測するための計測器です。名称はバーニア(vernier)の発明者とされるフランスの数学者ピエール・ヴェルニエに由来するとも言われますが、日本語の「ノギス」はドイツ語の「Nonius」(ノニウス)が語源とされています。
ノギスの構造と各部の役割は以下の通りです。
- 本尺:固定された主目盛りで、mmまたはインチ単位で刻まれている
- バーニア(副尺):本尺と並行してスライドし、0.05mmまたは0.02mm単位の読み取りを可能にする
- 外側ジョー:物体の外径や幅を挟んで測定する
- 内側ジョー:穴や溝の内径を測定する
- デプスバー:溝や穴の深さを測定する棒状の部分
測定値の読み取りは、本尺の目盛りとバーニアの目盛りが一致する位置を組み合わせて行います。現代では目盛りをデジタル表示するデジタルノギスも広く普及しており、読み取りミスを減らし使いやすさが向上しています。
ノギスは機械加工・金属加工・建築・電子機器製造・品質管理など幅広い分野で必須の工具であり、工業高校や職業訓練校でも基本計測器として学習されます。
使い方・例文
機械工場でエンジン部品のボルト穴の直径をノギスで計測し、設計図の寸法公差(許容誤差)内に収まっているかを確認する、といった場面で使われます。
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