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ダイアフラム式圧力計とは?

だいあふらむしきあつりょくけい

ダイアフラム圧力計とは、薄い弾性膜(ダイアフラム)が圧力によって変形することを利用して圧力を測定する計測器で、低圧域や腐食性流体の計測に適しています。

ダイアフラム圧力計とは、薄くて柔軟性のある円形の弾性膜(ダイアフラム)を感圧素子として用いる圧力計の一種です。測定対象の流体(気体・液体)がダイアフラムの片面に加わると、その圧力に応じてダイアフラムがたわみ・変形し、この変位を機械的または電気的な仕組みで指針や数値に変換して圧力を表示します。

ダイアフラム式圧力計の特徴と利点は以下の通りです。

  • 低圧・微差圧の計測に優れる:バネ管式(ブルドン管式)では計測しにくい数百Pa〜数十kPa程度の低圧域を正確に測定できる
  • 腐食性・粘性流体に対応:ダイアフラム素材をステンレス鋼・ハステロイ・テフロンなどに選ぶことで、化学薬品や食品の製造ラインでも使用可能
  • 目詰まりしにくい構造:開口部がなく感圧面がフラットなため、スラリー(固体混じりの液体)の圧力計測にも適する

産業用途では、製薬・食品・化学プラント・水処理施設・空調設備などで広く使用されており、衛生設計が求められる現場でも採用されています。また、電気式センサーと組み合わせた圧力トランスミッターとしても多く用いられます。

欠点としては、高圧域ではたわみ量が小さくなるため精度が低下すること、また過負荷によってダイアフラムが永久変形するリスクがあることが挙げられます。

使い方・例文

工場の配管ラインで圧力が微小な気体の流量を管理する際や、医薬品製造ラインの液体圧力モニタリングといった場面でダイアフラム式圧力計が使われます。

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