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スペクトル分解能とは?

すぺくとるぶんかいのう

スペクトル分解能とは、センサーや測定器が隣接する波長(色)の違いを識別できる細かさを示す性能指標のことです。

スペクトル分解能(Spectral Resolution)とは、光学センサーや分光計が電磁波の波長の違いを識別する能力の細かさを示す指標です。この値が高いほど、波長が近い光や色の差を正確に区別できます。

電磁波(光)はその波長によって可視光線・紫外線・赤外線・マイクロ波などに分類されます。スペクトル分解能は「どれだけ細かい波長の違いを捉えられるか」を示し、一般的にナノメートル(nm)単位で表されます。例えばスペクトル分解能が10nmのセンサーは、10nm以上離れた波長の光を識別できますが、それ以下の差は区別できません。

リモートセンシング(衛星・航空機による地球観測)の文脈では、スペクトル分解能は撮影できる波長帯の数と幅で評価されます。

  • マルチスペクトル:数〜十数バンドで観測(一般的な衛星画像)
  • ハイパースペクトル:数十〜数百のバンドで観測し、地物の材質や成分まで詳細に識別可能

スペクトル分解能が高い(バンド数が多い)ほど植生の種類・土壌成分・水質・鉱物分布などを詳細に分析できますが、データ量が増えて処理も複雑になります。農業・環境モニタリング・鉱物探査・医療画像診断など幅広い分野で活用されており、センサー技術の進歩とともに解析精度が向上し続けています。

使い方・例文

農地の病害検出や植生の健康状態を衛星画像で分析する際に、「スペクトル分解能が高いハイパースペクトルカメラ」を使うことで、肉眼では見えない異変を早期に発見できます。

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