パースとは?
ぱーす
パース(透視図法)とは、三次元空間を二次元平面に表現するための遠近法的な描画技法で、漫画・アニメ・イラストの基礎となる概念です。
パースとは「パースペクティブ(perspective)」の略称で、日本語では「透視図法」または「遠近法」と訳されます。遠くのものを小さく、近くのものを大きく描くことで、平面上に奥行きや立体感を生み出す描画の原理です。漫画・アニメ・イラスト・建築・3DCGなど、視覚表現を行うあらゆる分野で基礎技術として用いられています。
パースの基本概念として「消失点(バニッシングポイント)」があります。消失点とは、平行な線が遠方で一点に集まるように見える点のことで、パースの種類は消失点の数によって分類されます。
- 一点透視図法:消失点が1つ。正面から廊下や道路を見たような構図に使われる。
- 二点透視図法:消失点が2つ。建物の角を見る構図など、最も汎用性が高い。
- 三点透視図法:消失点が3つ。高層ビルの見上げ・見下ろしなど、ダイナミックなアングルに使われる。
漫画やアニメの背景制作では、パースを正確に理解することが立体的な空間描写の前提となります。フリーハンドでパースを取ることも技術のひとつですが、定規やデジタルツールのパースグリッド機能を活用する方法も広く使われています。パースが崩れると画面に違和感が生じるため、絵を学ぶ際には早い段階で習得すべき基礎技法のひとつとされています。
使い方・例文
パースは「背景の描き方を学びたい」「なぜ建物の線が傾いて見えるのか理解したい」「デッサンや漫画の技法を調べている」場面で登場する重要な用語です。
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