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遠近法とは?

えんきんほう

遠近法とは、遠くのものを小さく・近くのものを大きく描くことで、平面に奥行きや立体感を表現する技法です。

遠近法(えんきんほう)とは、絵画や図などの二次元平面上に三次元の空間的な奥行きや距離感を表現するための技法・概念の総称です。

最も代表的なのは透視図法(パースで、遠くにある物体ほど小さく見え、平行な線が一点(消失点)に向かって収束するという視覚の原理を利用します。一点透視図法(奥行き方向のみ消失点が一つ)・二点透視図法・三点透視図法などがあります。

歴史的には、ルネサンス期のイタリアでフィリッポ・ブルネレスキが数学的な透視法を発見・確立し、アルベルティが理論化したとされています。レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロなどがこの技法を精緻に用いたことで、西洋絵画は劇的にリアリティを増しました。

透視図法のほかにも、空気遠近法(遠くの景色ほど青みがかって霞んで見える現象を利用)や、重なり(手前のものが奥のものを隠す)・上下関係(下に描かれたものが手前に見える)なども奥行き表現の技法として使われます。

現代では建築・映像・コンピュータグラフィックスなど幅広い分野で遠近法の原理が応用されています。

使い方・例文

「線路を描くとき、左右のレールが地平線上の一点に向かって収束して見えるのは遠近法の透視図法を応用した表現だ。」

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