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消失点とは?

しょうしつてん

失点とは、透視図法(遠近法)において、奥行きを表現する平行線が集まって消えていく画面上の一点のことです。

失点(しょうしつてん、英: vanishing point)とは、絵画・建築図・写真・映像などの視覚表現において、透視図法(パースペクティブ)で奥行きを描く際に、現実では平行な線が遠方に向かって収束していく画面上の点を指します。

人間の視覚では、実際に平行な線(たとえば線路や道路の両端)でも遠ざかるにつれて徐々に近づき、最終的に地平線上の一点で交わるように見えます。この知覚の原理を絵画的に体系化したのが透視図法であり、消失点はその核心的な概念です。

消失点の種類と特徴は以下のとおりです。

  • 一点透視図法:消失点が1つで、正面を向いた直方体や廊下などに使われる
  • 二点透視図法:消失点が2つで、建物の角を見たような表現に使われる
  • 三点透視図法:消失点が3つで、見上げる高層建築などを誇張表現する際に使われる

ルネサンス期にブルネレスキやアルベルティが数学的に定式化し、レオナルド・ダ・ヴィンチらが実践で広めました。現代では建築パース・漫画の背景・3DCGのカメラ設定にも応用されており、視覚的なリアリティを生み出す基礎技法として広く使われています。

使い方・例文

デッサンの授業で「地平線上に消失点を設定し、そこに向かって線を引いてから建物を描く」と教わります。漫画の背景や映画の構図にも、消失点を意識した遠近感が随所に使われています。

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