スプリントレトロスペクティブとは?
すぷりんとれとろすぺくてぃぶ
スプリントレトロスペクティブとは、アジャイル開発のスクラムにおいてスプリント終了後にチームが自らの作業プロセスを振り返り改善策を話し合う会議です。
スプリントレトロスペクティブ(Sprint Retrospective)とは、アジャイル開発フレームワーク「スクラム」において、各スプリント(短期開発サイクル)の終了時にチームが集まり、作業の進め方・チームのコラボレーション・使用ツールなどを振り返り、継続的な改善につなげるための内部改善会議です。「レトロ」と略されることもあります。
スクラムではスプリントの終わりに複数のイベントが行われますが、スプリントレトロスペクティブはプロセスと人に焦点を当てた振り返りとして位置づけられています。これに対し、スプリントレビューは成果物(完成した機能)をステークホルダーに見せることが目的であり、両者は明確に区別されます。
一般的なレトロスペクティブの進行では、以下のような問いに沿って議論が行われます。
- うまくいったことは何か(Keep)
- 改善すべき問題は何か(Problem)
- 次のスプリントで試みることは何か(Try)
このKPTフレームワーク以外にも、「Start / Stop / Continue」や「Mad / Sad / Glad」などのファシリテーション手法が使われます。会議の最後には具体的なアクションアイテムを合意し、次のスプリントで実行することが重要です。単なる愚痴や反省で終わらせず、実行可能な改善を生み出すことがこのイベントの本質的な価値です。スクラムガイドではスプリントレトロスペクティブはスプリントの最後に実施するよう定められており、チームの自己組織化と継続的改善の文化を育てる場として機能します。
使い方・例文
開発チームがスプリント終了後にスプリントレトロスペクティブを開き、「コードレビューに時間がかかりすぎる」という問題を共有して次回から対策を取ることにした。
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