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レトロスペクティブとは?

れとろすぺくてぃぶ

レトロスペクティブとは、チームが一定期間の活動を振り返り、うまくいったこと・改善点を話し合って次の行動につなげる定期的な振り返りミーティングです。

レトロスペクティブ(Retrospective)は、もともと「過去を振り返る」を意味する英単語ですが、ソフトウェア開発やプロジェクト管理の文脈では、アジャイル開発手法のひとつであるスクラムの中核的なセレモニーとして広く知られています。スプリント(通常1〜4週間の開発サイクル)の終了後にチーム全員で集まり、今回のサイクルを多角的に振り返る場です。

レトロスペクティブで典型的に扱われるテーマは次の三点です。

  • Keep(続けるべきこと):うまくいったプロセスや習慣
  • Problem(問題・課題):障害となった出来事やコミュニケーションの摩擦
  • Try(次に試すこと):改善のための具体的なアクションアイテム

このフレームワークは「KPT(ケプト)」と呼ばれ、日本のIT現場でも広く普及しています。ほかにも「4Ls(Liked / Learned / Lacked / Longed for)」や「スタートストップコンティニュー」など複数のフォーマットが存在します。

重要な点は、レトロスペクティブが「人を責める場ではなく、プロセスを改善する場」であることです。心理的安全性を確保し、率直な意見が出やすい環境を整えることが成否を左右します。アジャイル開発に限らず、マーケティングや教育、医療チームなど幅広い分野で「定期的な組織的学習」の手段として採用されています。

使い方・例文

スプリント終了後にチームが集まり「今回の開発で何が良くて何が課題だったか」を付箋などで可視化して議論する会議が、レトロスペクティブの典型的な場面です。

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