ステンシルアニメーションとは?
すてんしるあにめーしょん
ステンシルアニメーションとは、型紙(ステンシル)を使って図形を切り抜き・移動させながら撮影する、独特のアニメーション技法です。
ステンシルアニメーションとは、厚紙・金属・プラスチックなどでできた型(ステンシル)の切り抜き部分に色や素材を詰めたり、型そのものを動かしながら1コマずつ撮影することで動きを表現するアニメーション技法です。シルエット・アニメーションやカットアウト・アニメーションと近い手法ですが、型紙を使う点に特徴があります。
制作工程の大まかな流れは次のとおりです。
- キャラクターや背景のシルエットを型紙に描いて切り抜く。
- ライトボックスや撮影台の上に型を配置し、カメラで1コマ撮影する。
- わずかに型を動かして再度撮影するを繰り返す(コマ撮り)。
- 撮影した静止画を連続再生してアニメーションとして仕上げる。
この技法は20世紀初頭から存在し、ロッテ・ライニガーが1926年に制作した「アクメッド王子の冒険」はシルエットアニメーションの傑作として知られます。デジタル時代でもストップモーションの魅力として見直され、独立系アニメーターやアーティストが映像表現の一手法として用い続けています。手作りの温かみや影の美しさが視覚的な魅力となっており、教育現場でも子どもが取り組みやすいアニメーション入門として活用されています。
使い方・例文
黒い厚紙で人物や木のシルエットを切り抜き、バックライトの前で少しずつ動かしながら撮影すると、影絵風のステンシルアニメーションを自作することができます。
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