スタレメイトとは?
すたれめいと
スタレメイトとは、チェスにおいて手番のプレイヤーが合法的な手を一切持たず、かつ自分のキングがチェックされていない状態のことで、引き分けとなるルールです。
スタレメイト(Stalemate)は、チェスにおける引き分けの一形態です。手番のプレイヤーが動かせる合法的な手が一切なく、かつ自分のキングがチェック(王手)されていない状態に陥ったとき、ゲームは引き分け(ドロー)となります。
チェックメイト(詰み)との違いが重要です。チェックメイトはキングがチェックされており、そこから逃げる手もない状態で、攻撃側の勝利となります。一方スタレメイトはキングはチェックされていないものの、どのコマも合法的に動かせない状態であり、勝敗ではなく引き分けになります。
スタレメイトが起こりやすい状況の例としては、以下が挙げられます。
- 駒の数で圧倒的に有利な側が、不注意にも相手の最後のコマの逃げ道をすべて封じてしまった場合
- キングとポーンだけになった終盤で、ポーン昇格を阻もうとした結果スタレメイトに誘い込まれる場合
スタレメイトは、優勢な側にとっては勝利を逃す失策となる一方、劣勢な側にとっては引き分けを狙う高度な戦術にもなります。チェスの競技・学習において、スタレメイト回避とスタレメイト誘導の両面を理解することは非常に重要です。プロの対局でもスタレメイトをめぐる駆け引きが名局を生み出すことがあります。
使い方・例文
チェスの対局解説や入門書で「あと一手で勝てると思ったが、相手のキングを追い詰めすぎてスタレメイトになり引き分けになってしまった」のように、逆転引き分けの場面を説明するときに登場します。
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