バックランクメイトとは?
ばっくらんくめいと
バックランクメイトとは、チェスにおいて相手のルークまたはクイーンが最後列に進入してチェックメイトを決める詰み手筋のことです。
バックランクメイト(back rank mate)は、チェスにおける代表的なチェックメイトのパターンのひとつです。相手のキングがポーン(歩)の列の後ろに追い込まれて逃げ場を失っているときに、ルークまたはクイーンをその最後列(バックランク)に走らせてチェックメイトを決める手筋を指します。
終盤戦でキャスリング後に前線のポーンが動かされていない場合、キングは自陣のポーンに守られている反面、後ろへの逃げ道がない状態になりがちです。この状況をバックランクウィークネス(最終列の脆弱性)と呼び、対戦相手にとっては攻撃の絶好の機会となります。
バックランクメイトが成立する条件としては以下が挙げられます。
- キングが最終列(白なら1段目、黒なら8段目)にいる
- キングの前のポーンが移動しておらず、上方への脱出ができない
- ルークやクイーンが最終列に侵入できるオープンファイルが存在する
- キングに隣接したマスへの逃げ道がすべて塞がれている
この詰みを防ぐためには、あらかじめポーンを一歩前進させてキングの逃げ道(逃げ穴)を作っておく「ルーク穴」などの対策が有効です。バックランクメイトはチェス初心者が見落としやすく、かつ実戦でも頻繁に登場する重要な基本手筋として学習されます。
使い方・例文
相手のキングがキャスリング後にポーンで囲まれたまま動かずにいると、終盤にルークを8段目に滑り込ませてバックランクメイトが決まることがあります。
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