スコレサイトとは?
すこれさいと
スコレサイトとは、カルシウムとアルミニウムを主成分とするゼオライト鉱物の一種で、白色の針状結晶が特徴的な珪酸塩鉱物です。
スコレサイト(Scolecite)は、化学式 CaAl₂Si₃O₁₀·3H₂O で表されるゼオライト族の珪酸塩鉱物です。カルシウムを主要な陽イオンとして含み、アルミニウムとケイ素が骨格を形成する網状構造をもちます。
結晶は細長い針状あるいは柱状で、束状や放射状に集まって産出することが多く、白色から無色透明のものが一般的です。モース硬度は5から5.5程度で、劈開が発達しています。名称はギリシャ語で「虫」を意味する語に由来し、加熱すると結晶が虫のように曲がりくねる様子からつけられました。
主な産出地はインドのデカン高原の玄武岩空洞、アイスランド、ブラジルなどです。玄武岩の気泡や熱水脈の空洞に充填する形で結晶が成長します。ゼオライト鉱物全般と同様に内部に水分子を取り込む性質があり、加熱すると脱水して構造が変化します。
工業的な用途としては、ゼオライト系材料の研究対象となるほか、鉱物コレクターの間では美しい放射状結晶が標本として珍重されています。
使い方・例文
スコレサイトは玄武岩の空洞に白色の針状結晶が放射状に集まった姿で見られ、鉱物標本店や博物館の展示で目にすることができます。
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