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スゲとは?

すげ

スゲとは、湿地水辺に生えるカヤツリグサ科の多年草の総称で、日本には数百種もの多様な種が分布します。

スゲは、カヤツリグサ目カヤツリグサ科スゲ属(Carex)に属する植物の総称です。世界に2000種以上、日本だけでも300種以上が分布するという非常に種数の多いグループで、日本の植物の中でも最大級の属のひとつです。

見た目はイネやススキに似た細長い草本で、高さは種類によって数センチメートルから1メートル以上まで様々です。断面が三角形の茎を持つものが多く、「スゲの茎は三角、イネの茎は丸い」という区別法が知られています。茎の断面が三角形という特徴は、カヤツリグサ科の仲間に共通して見られます。

湿地・水辺・林縁・高山・海岸砂丘など様々な環境に適応しており、北海道の湿原から南西諸島の海岸まで幅広く分布します。アシやガマとともに湿地の植生を構成する重要な植物です。

人の暮らしとの関わりも深く、古くは笠や蓑(みの)・草鞋(わらじ)・むしろなどの材料として利用されてきました。現在でも一部の種は庭園植物や水生植物として栽培されています。また、湿地の指標植物や生態系保全の観点からも重要視されています。

使い方・例文

スゲは湿地や田んぼのあぜ道など水辺の環境でよく見かける植物で、その種類の多さから植物観察会やフィールド調査でも識別の腕が問われる難易度の高いグループとして知られています。

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