ジョージア文字とは?
じょーじあもじ
ジョージア文字とは、コーカサス地方のジョージア(グルジア)語を書き表すために独自に発展した文字体系で、世界でも数少ない固有の文字のひとつです。
ジョージア文字(グルジア文字とも呼ばれます)は、南コーカサスに位置するジョージア(旧称グルジア)で使われる文字で、ジョージア語を表記するために用いられます。この文字は他の文字体系とは系統的なつながりが認められておらず、ジョージア独自の発明と考えられています。
起源については諸説あり、4〜5世紀ごろにキリスト教の普及とともに聖書の翻訳などを目的として整備されたとする説が有力です。ジョージアのキリスト教受容と密接に結びついて発展した文字体系です。
ジョージア文字には歴史的に3種類の書体があります。
- アソムタブルリ:最も古い大文字体。宗教的文書や石碑に使われた
- ヌスフリ:中世に発展した丸みのある書体。宗教文書に使用
- ムヘドルリ:現在の日常使用される書体。世俗的文書・現代語の標準書体
現代のジョージアでは主にムヘドルリが使われており、その独特の曲線的な形状は世界でも一目でそれとわかる個性的な文字として知られています。文字数は33字で、大文字・小文字の区別はありません。ユネスコの無形文化遺産にも関連する文化的遺産のひとつとして注目されています。
使い方・例文
ジョージア料理店の看板やワインのラベルで曲線的なジョージア文字を見かけることがあり、「この文字は何語?」と話題になる場面が典型的な登場シーンです。言語学の授業でも「世界の独自文字」の例として紹介されます。
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