ジョン・ジェリコーとは?
じょんじぇりこー
ジョン・ジェリコーは、第一次世界大戦中のユトランド沖海戦でイギリス大艦隊を指揮したイギリス海軍提督です。
ジョン・ジェリコー(John Jellicoe、1859〜1935年)は、イギリス海軍の提督で、第一次世界大戦期に大西洋の制海権を維持する上で中心的な役割を果たした人物です。元帥にまで昇進し、海軍本部第一海軍卿(参謀総長に相当)も務めました。
ジェリコーの名を歴史に刻んだのは、1916年5月31日から6月1日にかけて行われたユトランド沖海戦(Battle of Jutland)での指揮です。この海戦はドイツ艦隊との史上最大規模の艦隊決戦であり、ジェリコーは130隻以上のイギリス大艦隊を率いて戦いました。海戦の結果は双方に損害が及び、戦略的には引き分けに近い様相でしたが、ドイツ艦隊が以後大規模な出撃を控えるようになったため、イギリスが北海の制海権を維持したと評価されています。
ジェリコーに対する歴史的評価は複雑で、慎重すぎる戦術を批判する見方がある一方、当時の状況で艦隊を温存したことを正当に評価する見方もあります。チャーチルは「ジェリコーは一日で戦争に負けうる唯一の人間だった」と述べており、その責任の重さを物語っています。主な経歴は次の通りです。
- イギリス大艦隊司令長官
- ユトランド沖海戦の指揮
- 海軍本部第一海軍卿
- ニュージーランド総督も歴任
ジェリコーは第一次世界大戦の海戦史を語るうえで避けては通れない人物です。
使い方・例文
「ユトランド沖海戦でジェリコー提督が指揮するイギリス大艦隊とドイツ艦隊が激突した」という形で、第一次世界大戦の海軍史を扱う際に登場します。
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