ジャワトビガエルとは?
じゃわとびがえる
ジャワトビガエルとは、東南アジアに生息する樹上性のカエルで、水かきを広げて木から木へと滑空する独特の習性を持つ両生類です。
ジャワトビガエル(学名:Rhacophorus reinwardtii)は、アオガエル科トビガエル属に分類される両生類です。インドネシアのジャワ島をはじめ、スマトラ島やマレー半島など東南アジアの熱帯雨林に分布しています。
最大の特徴はその「飛翔」能力です。前後の指の間に発達した大きな水かき(蹼:みずかき)を広げることで、パラシュートや翼のような役割を果たし、木から木へと10メートル以上滑空することができます。これにより天敵から逃れたり、樹上生活の中で移動したりすることが可能です。
生態面での特性は以下の通りです。
- 体色は鮮やかな緑色で、腹面や水かきは黄色〜橙色を帯びる
- 完全な樹上性で、繁殖期以外はほとんど地上に降りない
- 繁殖時には水辺の植物上に泡状の卵塊(泡巣)を産み付け、孵化したオタマジャクシが水中に落下する
- 夜行性で、昆虫などを捕食して生活する
爬虫類・両生類の愛好家の間では「グライディングフロッグ」とも呼ばれ、ペットとして飼育されることもあります。熱帯雨林の樹冠に適応した独自の進化の例として、生態学や進化生物学の分野でも注目される存在です。
使い方・例文
動物園の両生類展示や爬虫類専門店でジャワトビガエルが紹介される際、その大きな水かきと滑空能力が最大の見どころとして解説されます。
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