ジャスパー・ジョーンズとは?
じゃすぱーじょーんず
ジャスパー・ジョーンズは、星条旗や数字などの既成イメージを絵画に取り込み、抽象表現主義からポップアートへの橋渡しをしたアメリカの現代美術家です。
ジャスパー・ジョーンズ(Jasper Johns、1930年生まれ)は、アメリカ・サウスカロライナ州出身の画家・版画家です。1950年代後半に星条旗・数字・地図・的(まと)などの見慣れた記号やイメージをそのまま絵画の主題として採用し、美術界に衝撃を与えました。
ジョーンズの作品の特徴として、以下が挙げられます。
- 日常的・既成的イメージ(フラッグ・ナンバーズ・ターゲット)の絵画化
- エンカウスティック(蜜蝋を混ぜた絵の具)技法の独創的な使用
- 「見ること」と「知ること」の差異を問う哲学的な問題提起
- 版画・彫刻・コラージュなど多様な技法への取り組み
1958年にニューヨークのギャラリーで発表した「フラッグ」などの作品は、当時の主流であった抽象表現主義とは一線を画し、後のポップアートやネオダダへの道を切り開きました。ロバート・ラウシェンバーグと親交が深く、ともに1950〜60年代の現代美術の転換点を担いました。
現在も存命の巨匠として、現代美術の文脈で最重要な存在のひとりと位置付けられています。作品は世界中の主要美術館に収蔵されています。
使い方・例文
「ジャスパー・ジョーンズが星条旗を絵画として描いたことは、『これは絵か、それとも旗か』という問いを美術界に投げかけた」のように、現代美術・概念芸術の解説で引用されます。
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