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ポップアートとは?

ぽっぷあーと

ポップアートとは、1950〜60年代に英米で花開いた、大衆文化や商業デザインを題材にした現代美術の潮流です。

ポップアートは、1950年代イギリスで萌芽し、1960年代のアメリカで大きく発展した美術運動です。「ポップ」はポピュラー(大衆的)の略で、広告・漫画・映画スター・缶詰のラベルなど、日常にあふれる大衆文化イメージを積極的に芸術の素材として取り込んだことが最大の特徴です。

それまでの抽象表現主義が内面的・精神的な表現を重視したのに対し、ポップアートは意図的に「外側にある視覚情報」へと目を向けました。シルクスクリーン印刷や写真転写など工業的な技法も積極的に用い、唯一無二の「手作り感」よりも複製・量産に親和的なスタイルを選んだことも革新的でした。

代表的な作家と作品には以下のものがあります。

  • アンディ・ウォーホル——キャンベルスープ缶やマリリン・モンローのシルクスクリーン
  • ロイ・リキテンスタイン——漫画のコマを大型キャンバスに再現したベン・デイドット表現
  • リチャード・ハミルトン——英国ポップアートの先駆けとなるコラージュ作品
  • ジャスパー・ジョーンズ——星条旗や的(まと)を描いたシリーズ

ポップアートはアートとデザイン・商業の境界を意図的に曖昧にし、「美術とは何か」を問い直しました。その影響は現代のグラフィックデザイン・ファッション・映像文化にまで及んでおり、現代美術を語る上で欠かせない運動です。

使い方・例文

美術館でアンディ・ウォーホルのキャンベルスープ缶の絵を見たとき、「これがポップアートの代表作だ」と説明されます。また、雑誌の広告やコミックを芸術として展示する展覧会はポップアートの影響を受けています。

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