ショチキャストルとは?
しょちきゃすとる
ショチキャストルとは、メキシコなどラテンアメリカで作られるカカオ豆の発酵・乾燥過程で生じる副産物のひとつで、カカオパルプを発酵させた液体を指します。
ショチキャストル(Xoconostle)とは、メキシコ原産のサボテン科ウチワサボテン属の植物が実らせる酸味の強い果実のことです。ノパルサボテン(ウチワサボテン)の仲間ですが、一般的な食用サボテンの実(トゥナ)より果肉が少なく、強い酸味と渋みが特徴で、甘味はほとんどありません。
メキシコでは古くからアステカ時代より食用・薬用に利用されてきた歴史があります。主な用途は以下のとおりです。
- 煮込み料理や伝統的なモレソースへの隠し味
- 砂糖漬けや飴がけにした菓子
- 血糖値抑制効果を期待した民間医療での利用
- 乾燥させた皮を茶として飲む習慣
近年は抗酸化成分(ベタレイン色素)やペクチン、食物繊維が豊富なことが注目され、機能性食品素材として研究が進んでいます。糖尿病の予防・管理に役立つ可能性を示す研究報告もあり、メキシコ国内では健康食品市場での流通が増えています。日本への輸入はまだ少なく、専門店やラテンアメリカ料理のレストランで出合える食材です。
使い方・例文
メキシコ料理の解説やラテンアメリカの在来食材を紹介するコンテキストで登場します。「サボテンの実」として紹介される場合、トゥナ(甘い品種)とショチキャストル(酸味の強い品種)は区別して理解するとよいでしょう。
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