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ショウロとは?

しょうろ

ショウロとは、マツ林の地中に生育するショウロ科のきのこで、独特の風味を持つ食用菌として知られています。

ショウロ(松露)は、分類上ショウロ科ショウロ属に属する菌類で、主に海岸沿いのクロマツアカマツの根に共生する外生菌根菌です。子実体(きのこの本体)は地中または地表面すれすれに形成され、球形から不整形のかたまりを作ります。外皮は薄い土色で、断面は白から淡褐色、成熟すると暗褐色になります。

日本では松の木が多い海岸砂丘地帯に分布し、春先から夏にかけて発生します。かつては松林が各地に広がっていたこともあり、ショウロ採りは身近な風物詩でしたが、松林の減少や土地開発によって現在は産出量が激減し、希少な食材となっています。

食材としての特徴は次の通りです。

  • 風味は穏やかで、松の香りをほんのりまとった上品な味わい
  • 歯切れのよい食感が好まれ、松茸のような強い香りはない
  • 汁物・炊き込みご飯・和え物など、和食との相性がよい

ヨーロッパにも近縁種が存在し、スペインやイタリアでは「クリア・デ・ティエラ」などと呼ばれ食用とされています。かつてオランダの市場にも輸出された記録が残るほど、国際的にも注目された食材です。日本のショウロは現在も珍重されており、市場に出回る量はきわめて少なく、産地では地元の名物として保護・振興されています。

使い方・例文

「春の砂浜のクロマツ林でショウロを見つけ、炊き込みご飯に加えると上品な香りが立つと地元の人が教えてくれた。」

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