アカマツとは?
あかまつ
アカマツとは、日本各地の山野に自生する常緑針葉樹で、赤みがかった樹皮が名前の由来です。
アカマツ(学名:Pinus densiflora)は、マツ科マツ属に属する常緑針葉樹で、日本を代表する松のひとつです。北海道南部から九州まで広く分布し、丘陵地から低山帯にかけての日当たりの良い場所に多く見られます。
名前の「アカ」は、成木の幹の上部や太い枝の表皮がオレンジ色〜赤褐色をおびることに由来します。対して、同属のクロマツは幹が灰黒色であるため区別されます。葉は2本が束になった針葉で、長さは7〜12センチほどです。
アカマツは痩せた乾燥地や風当たりの強い場所でも育つ強健な樹種で、かつては里山の二次林として各地に広がっていました。その理由として、炭焼きや薪採りで植生が攪乱された後の裸地にいち早く侵入する先駆植物(パイオニア植物)であることが挙げられます。
アカマツ林はマツタケの発生に欠かせない環境としても知られています。マツタケはアカマツの根と共生する菌根菌であり、適切に管理されたアカマツ林でのみ生育します。しかし近年は、松くい虫(マツノマダラカミキリが媒介するマツノザイセンチュウ)の被害や、里山管理の放棄による遷移の進行によってアカマツ林は各地で減少しています。
材木としては建築用材や家具材に利用され、樹脂からはテルペン系の化合物が採れ、かつては松根油として燃料や塗料に用いられました。
使い方・例文
「秋になると、アカマツ林でマツタケ狩りを楽しむ人々の姿が見られます。」
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