シュルーダナイトとは?
しゅるーだないと
シュルーダナイトとは、ニッケルを含むテルル化物系の希少鉱物で、金属光沢を持つ銀白色〜錫白色の小さな結晶として産出されます。
シュルーダナイト(Schröckingerite)は、ウラン・カルシウム・ナトリウムを含む炭酸塩・硫酸塩・フッ化物の複合鉱物で、化学式はNaCa₃UO₂(CO₃)₃(SO₄)F·10H₂Oと表されます。19世紀のオーストリアの鉱山技術者・地質学者ユリウス・フォン・シュレッキンガーにちなんで命名されました。
シュルーダナイトはウラン鉱物の酸化帯(二次鉱物帯)に形成される二次鉱物のひとつで、ウランの酸化・溶脱・再沈殿によって生じます。黄〜黄緑色の板状結晶または薄片状の結晶として産出し、紫外線下で強い黄緑色の蛍光を示すことが特徴のひとつです。
シュルーダナイトの主な特徴をまとめると以下のとおりです。
- 黄〜黄緑色の板状または鱗片状の微細結晶
- 真珠光沢〜ガラス光沢
- 紫外線下で強い黄緑色蛍光
- ウランを含むため放射性を持つ(取り扱い注意)
産地はアルゼンチン、アメリカ、オーストラリア、コンゴなどで、ウラン鉱山や放射性鉱物の産地に伴って見られます。希少な二次ウラン鉱物として鉱物コレクターの間で関心を持たれていますが、放射性を持つため標本として所持する際は適切な管理が必要です。
使い方・例文
ウラン鉱物や蛍光鉱物を専門に扱う鉱物標本のコレクターの間で、「シュルーダナイト」という名前が登場することがあります。
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