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シャキア訓練とは?

しゃきあくんれん

シャキア訓練とは、仰向けで頭を持ち上げる運動を繰り返し、舌骨上筋群を強化することで嚥下時の喉頭挙上を改善し、誤嚥を防ぐ嚥下リハビリ訓練です。

シャキア訓練(Shaker Exercise)とは、米国の嚥下研究者リザ・シャキア(Reza Shaker)が考案した、仰臥位(仰向け)で頭部を持ち上げる動作を繰り返すことにより舌骨上筋群を強化する嚥下リハビリテーションの手技です。別名「頭部挙上訓練」とも呼ばれます。

飲み込みの際には、舌骨と喉頭が上前方に引き上げられることで食道入口部(上部食道括約筋)が開きます。この動きが不十分だと食道へ食塊が流れにくくなり、残留・誤嚥が生じやすくなります。シャキア訓練は舌骨上筋群を直接的に鍛えることで喉頭挙上力を高め、食道入口部の開大を促します。

基本的な実施方法は以下のとおりです。

  • 等尺性収縮(維持):仰向けで肩を床につけたまま頭だけを足先に向けて60秒間挙上し、1分休んで計3回繰り返す
  • 等張性収縮(反復):同姿勢で頭の上下運動を30回繰り返す
  • これを1日3セット実施する

訓練は強度が高いため、頸椎疾患・高度な心肺機能障害・頸部の手術後などは禁忌または慎重適応となります。複数の研究で上部食道括約筋の開大改善と誤嚥量の減少が確認されており、エビデンスのある嚥下訓練として国内外で普及しています。

使い方・例文

嚥下障害のある患者が、ベッドで仰向けになって肩を床につけたまま頭だけを持ち上げ60秒間キープする動作を繰り返す場面がシャキア訓練の実際の様子です。

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