シエナとは?
しえな
シエナはイタリア中部・トスカーナ州に位置する中世の面影を色濃く残す歴史都市です。
シエナはイタリア中部のトスカーナ州に位置する都市で、人口はおよそ5万人ほどです。ローマ時代から続く長い歴史をもち、中世には「シエナ共和国」として独自の政治・経済・文化を発展させた都市国家でした。
市の中心に広がるカンポ広場は、扇形の石畳が特徴的で、毎年夏に開催される馬術競技「パリオ」の舞台として世界的に知られています。パリオはシエナの各地区(コントラーダ)が競い合う伝統行事で、地区住民の誇りと深く結びついています。
建築面ではゴシック様式の大聖堂(ドゥオーモ)が有名で、白と黒の大理石の縞模様が印象的です。また、シエナ派と呼ばれる独自の絵画様式がここで花開き、ドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャやシモーネ・マルティーニらの作品が美術史に残されています。
シエナの歴史的市街地はユネスコの世界遺産にも登録されており、中世の都市景観が現代まで保たれています。観光・芸術・グルメの面でも注目度が高く、パーチーノ(チーズ)やパネットーネなどの食文化も豊かです。
使い方・例文
「トスカーナを旅するなら、フィレンツェだけでなくシエナのカンポ広場にも立ち寄ってほしい」という文脈で登場します。
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